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2022年5月に、Instagram上で「ホーム画面の表示が変わる」というアップデートがありました。
今回のアップデートは表示の違いだけでなく、Instagramのアルゴリズムの変更も予想されるような大きな変化を伴うものでした。
試験的なアップデートとのことで、まだ詳細な内容は発表されていませんが、アップデートの内容が反映されたInstagramアカウントを持つスタッフがいたので、実際にアカウントを操作してみて気づいた変更点をいち早くご紹介します。
この記事を読むと下記のことがわかります。
ぜひ最後まで読んでください。
(左:旧ホーム画面の表示 中央:新ホーム画面の表示 右:新ホーム画面〔キャプション一部表示〕)
アップデート前は画像とキャプションが分割して表示(写真左)されていましたが、今回のアップデートで、画像の中にキャプションがかぶる表示のされ方(写真右)となりました。
また、画像下部にはキャプションが表示されるためにシャドーが入り、画像が暗く表示されています(写真中央)。
これまでInstagramでは画像のサイズに合わせて、表示されたときの縦の幅が決まっていましたが、アップデート後は画像のサイズ比率に関わらず9:16の縦長でフィード投稿が表示されるようになりました。
1画面1投稿といった表示形式で、スクロールすると次の投稿、さらに次の投稿……、というように、1画面に2投稿が表示されることがなくなりました。
この表示形式はリールと同様で、Instagram全体が “画像中心” から “リール中心” のプラットフォームに変わろうとしていることが読み取れます。
また、ホーム画面比率の固定化に伴い、正方形や横長の画像を投稿すると下記の画像のように余白が多くなってしまうようになりました。
弊社で確認したところ、余白がギリギリまで狭くなる最大の画像比率は 1,350px × 1,080px でした。
現在、正方形や横長の画像を中心に投稿している方は、アップデートが正式に実装されたら縦長の画像を中心に投稿していくことをおすすめします。
冒頭でお伝えしたとおり、アップデートが反映されたInstagramアカウントでは、画像にキャプションがかぶるような表示に変更となりました。
画像をメインで投稿している方の影響は少ないかと思いますが、文字入れ投稿をメインに行なっている方は、画像内の文字とキャプションがかぶり、読みにくくなるなどの影響があります。
実際に弊社で運用している自社媒体「福島TRIP」のInstagramアカウントについては、文字が画像の下部に入る投稿テンプレートを利用していたので、画像が見にくくなってしまいました。
今後、文字入り画像を中心に投稿していくなら、キャプションとかぶらないレイアウトにするなどの工夫が必要になりそうです。
これまでと違い、キャプション内のURLが太字で表示されるようになりました。
まだリンクをタップしてもページ遷移はしませんが、今後はキャプション内のURLも有効になるのかもしれません。
もしそうなれば、YouTubeや自社ブログなどの更新情報も気軽にInstagramで宣伝できるようになりますね。
「続きを見る」をタップしてキャプション全文を表示すると、カルーセル投稿のスライドができなくなりました。
コメントの「吹き出しアイコンをタップすると全画面表示」ということはこれまでもありましたが、アップデート後は、「コメントを追加」ボタンをタップしても、同様にキャプションが全画面表示されるようになりました。
コメントアイコン、タグ付けアイコンの位置が左から右へ変更となりました。
保存の場所が、従来の右下のボタンから、右上の三点リーダ(…)をタップして出てくるメニュー内へと変更となりました。
タグ付けアイコンと保存ボタンの配置変更により、「保存はこちら」などの行動を促す画像を投稿していた方は、また改めて画像テンプレートを作り直す必要が出てきました。
また、これまで “保存” はInstagramにおいて重要な指標と言われていましたが、今回のアップデートによって分かりにくい場所へ保存ボタンが移動したので、Instagramのアルゴリズムにも変更がある可能性があります。
※アルゴリズムの変更点については、最新情報がわかり次第追記します。
今回のアップデートで、これまで投稿画像を1回タップすることで表示されていたショッピングボタンタグ、人物タグが表示されなくなりました。
右下にタグ付けアイコンはあり、タップすると上記右の画像のように表示されるので、今後はこのようにアイコン経由でのみ設定したタグが表示されるようになるのかもしれません。
今後の正式アップデートでどうなるかに期待ですね。
広告クリエイティブの表示も変わりました。
下の画像のように、CTA部分が大きく画像下部にかぶって表示されるようになりました。
画像下部に文章が入ったクリエイティブでInstagram広告を配信している方は、正式にアップデートが反映される前に、クリエイティブの変更をおすすめします。
今回のアップデートは試験的なものなので、現時点では一部の人にのみアップデートが反映されている状態です。
テスト運用を経て、徐々にすべてのユーザーに新しいInstagramのホーム画面が提供されていくと思いますが、現時点でどれくらいの人に最新のアップデートが反映されているのか気になったので、約1万人のフォロワーがいる弊社の福島TRIPアカウントでアンケートを取ってみました。
結果、4割以上のユーザーに最新のアップデートが反映されているということが分かりました。
意外と多いんだな…といった印象で、早急に投稿テンプレートの編集などを行う必要があります。
現在、Instagram運用に力を入れている企業は、なるべく早めに新しいホーム画面に対応した投稿テンプレートなどを作成しておくことをおすすめします。
ホーム画面の変更により、キャプションが画像下部にかぶるようになったので、投稿画像の下部には文章を入れないなどの対応をする必要があります。
Instagram広告についても同様です。
キャプションを設定すると、画像とかぶる形になるので、広告クリエイティブの下部には重要な文言を入れないようにしましょう。
Instagramは定期的にアップデートがあり、頻繁に機能追加や表示の変更が行われています。なかでも今回のアップデートはここ最近で一番大きな変更で、弊社の中での衝撃もすさまじかったです。
まだ正式なアップデートではないので一部のユーザーにのみ提供されている状態ですが、今年中にはおそらくすべてのユーザーに最新のホーム画面が提供されると思いますので、Instagramを運用している方は、最新のホーム画面に合わせた投稿テンプレートも用意しておくとよいでしょう。
弊社ではInstagram運用支援サービスを提供しており、今後もInstagramの最新情報を発信していく予定です。
Instagramの分析や改善方法について分かる無料のお役立ち資料もご用意しておりますので、「フォロワーが伸びない」「Instagramに力を入れているのに売上が上がらない」といったお悩みを抱えている方は、ぜひダウンロードして参考にしてみてください。
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