Web制作
はじめてWebサイト(ホームページ)の制作を依頼するひと向け...
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以前、弊社にご依頼いただいた株式会社母の家にインタビューしたこちらの記事。
【事例】10年間ホームページからのお問い合わせ0件。勇気を出してリニューアルした結果……
10年間お問い合わせ0件という状態で一念発起して、ホームページリニューアル後、毎月定期的に資料請求がくるようになったと喜んでくださいました。その後もWeb広告にチャレンジしたりと新たな販売チャネルを確立したのですが、このたび「ハタフルさん、資料請求はもう大丈夫」とのこと……。
というのも、資料請求が増えたのはもちろん、実際に数件の受注がWeb経由で決まったそうで、これ以上お客様からお問い合わせがきてしまうと、対応できずに迷惑をかけてしまう可能性があるからとのことでした。母の家さんは、本当にお客様想い(涙)。
弊社としては、リニューアルから繰り返し改善なども行って、半年ちょっとでしっかり実益につながる成果を出せたことが非常に嬉しいのですが、こうした事実からも改めて “ホームページが看板” の時代は終わったんだなと考えます。そして同じように作りっぱなしのホームページが毒にも薬にもならない企業というのは多いんじゃないでしょうか。
そこで、改めて母の家さんのリニューアル時、弊社が最も力を入れた3つのポイントについて触れることで、一念発起したときの参考にしてもらえればと思います。
以前のホームページは10年も昔に作ったとのことだったので、やはりスマホには非対応でした。スマホに非対応なホームページに不満を感じる割合が6割を超えるという調査データもあったりするくらいなので、もはやスマホ対応は必須といえます。そのため、第一にスマホへの対応策としてレスポンシブデザインを採用しました。
レスポンシブデザインについては、以下の記事でも触れているので参考までに。
2018年以降、スマホ非対応のホームページはネット上で見かけなくなる!?
当初はアクセス解析なども使われていなかったので、人気のページなども具体的に把握することはできませんでした。しかし「工務店のホームページに訪れる消費者の目的」という観点から考えると、やはり施工事例の拡充が必要だろうと仮説を立て(後のアクセスデータからもこれは正しかった)以前あった古いコンテンツや、写真のクオリティに難があるものは掲載しないという断捨離を決行。
ホームページ上でも使用する写真はクオリティを重視し、中でもたまたま見せてもらったパースと呼ばれる完成予想図がイラスト調の可愛らしいデザインだったため、こちらもアクセントとして採用しました。
あとは定期的にアクセスデータを解析し、改善の繰り返しを行いました。特に力を入れたポイントが、資料請求の入力フォームと特設ページです。まず入力フォームについては、設置場所や入力項目など、閲覧者がストレスなく自然な流れで資料請求できる構成にしました。具体的にどんな資料が送られてくるかがわかるように、資料の画像も直前に配置。
次に規格住宅の販売も行っているため、より詳細な魅力を伝える特設ページを追加制作。当初は特設ページへの導線が少なかったため特設ページの閲覧数が伸びませんでした。そのため前述で説明した施工事例ページの一部に特設ページへの導線を設置した結果、閲覧数が増え、資料請求までつながる改善ができました。
結局、何が言いたいかというと、いずれのポイントもホームページに訪れる閲覧者(消費者)の目線に立って考えることが重要だということです。不思議なもので、対面で接客するときにはお客様のために、こんなことを伝えたほうがいいのではないか? こんなことをしたら喜んでくれるのではないか? と試行錯誤するものですが、ことWeb上になると途端に閲覧者のことが見えなくなってしまいます。
Web上とはいえ、その先にいるのは普段から接しているようなお客様たちです。成果につなげられるホームページや企業というのは、リアルだろうとWebだろうと、どの場面においてもシンプルにお客様のことを想えることが大切なのです。
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