Webマーケティング
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SEO対策について重要なポイントはなにか? といった議論になると、多くの場合が「コンテンツ」といった話が挙がります。確かにコンテンツは重要ですが、つい先日、某クリニックのホームページをリニューアルし、その後のアクセスデータが激変したことで改めて、制作時のSEO対策も重要だなと感じました。
そこで今回は、企業のホームページ(コーポレートサイト)であっても実施すべきSEO対策のポイントについて、弊社が実際に行っていることも交えてご紹介します。
弊社でリニューアルを担当したホームページはアクセスデータを定期的にチェックしているのですが、急激に検索経由のアクセスが増加したクリニックのホームページがありました。
※青が全体のアクセス数、オレンジが検索経由のアクセス数の推移(2018年7月末〜11月)
リニューアル前はスマホ非対応であったり、診療内容等の情報が不足していたり、消費者が相談しづらい状態だったホームページを7月末にリニューアル。当初から兆しはありましたが、約3ヶ月後には検索経由のアクセスが2倍以上になっています。その理由として、定期的にクリニック側で情報発信を行っており、一部の記事が検索上位に上がったことが関係していました。
それに伴い、お問い合わせの数も増加傾向にあることが下記の図でわかります。
これらの変化から、コンテンツの重要性はもちろんですが、根幹となるホームページ自体も制作段階でSEO対策を施す必要があるということがわかります。以下では実際に弊社がコーポレートサイトを制作する際に実施している項目を説明していきます。
以前からGoogleはホームページの表示速度について言及していましたが、2018年7月より本格的に表示速度をSEO対策における重要ポイントとする取り組みをはじめました。
参考:Googleがスピードアップデート(Speed Update)を導入、2018年7月からページ表示速度をランキング要因に
高速化にあたり、制作段階で実施すべき項目としては以下のようなことが挙げられます。
高速化における手法は多くありますが、コーポレートサイト規模であれば、これらを実施しておけば問題ないです。
構造化データマークアップとは、Googleに「〇〇に関するホームページを運営していて、△△の情報を発信しているよ!」といった情報を伝えるための設計方法です。そうした情報が正しく伝わることで、検索結果に以下のような画像付きで表示されるなどのメリットがあります。ちなみに、このように表示される形式をリッチスニペットと呼びます。
構造化データマークアップは、直接的に検索順位を上げるというより、検索結果で表示された際の差別化や間接的にSEO対策に繋がると考えているので、コーポレートサイトであっても実施すべきです。最低限、以下の箇所は構造化データマークアップを施しておきましょう。
構造化データマークアップを施せる箇所はさまざまで、口コミサイトでよく目にするような星マークを表示させたり、動画を表示させたりすることもできるので活用の幅も広いです。業種によっても施す箇所は変わってくるでしょう。
前述の事例でも触れましたが、スマホに非対応のホームページであれば、スマホに対応するだけでプラスに転じる可能性があります。なぜかというと、2018年3月にGoogleは大きな変更を行ったからです。
※2018年はSEO業界では大きな変更が多い年でした…
簡単に言うと「今まではパソコン版ホームページをチェックしていたけど、最近はスマホを利用する人が増えたからスマホ版ホームページを評価の基準にするよ!」ということです。では具体的にどういったところを使いやすくしなくてはいけないのかというと、以下のような項目になります。
以下の記事でもスマホ対応時に必要な具体的な内容を触れているので併せてお読みください。
総じて言えるのは、スマホに関しての比重が大きくなっている傾向にあるということです。これは消費者がスマホを使って検索する機会が増えているからであり、Googleの動きとしては至極当然のことです。ご紹介した事例でも触れたように、情報発信をするだけでなく、消費者にストレスなく正しく情報を伝えるための受け皿(ホームページ)を作るまでが、SEO対策と言えるでしょう。
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